サスペンス

「十字架のろくにん」ネタバレ・考察 こちらは善で奴らは悪だ

十字架のろくにんが気になってる!

にゃん
レイラ

家族を奪われたことへの復讐を誓った少年を描いた作品で面白いよ!

今日は「十字架のろくにん」について、紹介します。

マンガをお得に読みたい方は、こちらのページもチェックしてみてくださいね。

以下の表紙画像は広告になっています。

本記事はネタバレを目的としたものではありませんが、感想を述べる過程で一部、作品の内容に触れている箇所があります。作品の内容を知りたくない方は、ホームへお戻りください。

作品の紹介

『十字架のろくにん』は、中武士竜先生による漫画作品です。

『マガジンポケット』(講談社)で連載しています。

あらすじ

小学生の漆間俊は至極京を中心とした五人の同級生に壮絶ないじめを受けています。

守るべき弟や、温かい両親が唯一の救いでしたが、その家族にさえも、危害が及んでしまいます。

凄惨な事件の末に復讐を決意した俊は、戦時中に特殊部隊で経験を積んだ祖父に師事することになり…。

この復讐は誰にも渡さない。固い決意のもとに加害者を追い詰めるサスペンスストーリーです。

登場人物

漆間俊

壮絶ないじめの末に家族を亡くす。いじめの復讐を誓っている。

千光寺克美

いじめグループのメンバー。

右代悠牙

いじめグループのメンバー。

久我大地

いじめグループのメンバー。

円比呂

いじめグループのメンバー。

至極京

いじめグループのリーダー。

おじいちゃん

俊の祖父。殺人のスペシャリスト。

ネタバレ・考察

家族を奪われた復讐

壮絶ないじめ

小学生だった漆間俊は、至極京を中心としたグループに壮絶ないじめを受けています。

京の計画によって、両親を失い、弟の翔まで植物状態に…。

家族を崩壊させられた俊は復讐を決意。

戦時中に北山部隊で活躍した殺人のスペシャリストである祖父に師事し、トレーニングを開始します。

いじめっていうか、犯罪だよね!?

普通に殺人もしてるし、なんで裁かれないの?

にゃん
レイラ

証拠を見つけるのが難しかったり、俊が復讐を決意したことで、色々口外しなかったのかも…。

この辺りは読んでいて、かなり辛いシーンが続きます。

復讐の日々

おじいちゃんのトレーニングによって、立派な殺人者に育った俊は高校生になっていました。

かつての壮絶ないじめを思い出し、着実に復讐を実行する俊。

いじめを行ったグループのメンバーに一人ずつ復讐していくのですが、並の人間では思いつかないような残忍な手法を用います。

特に印象的だったのは、体格の良い久我に行った拷問です。

ドラム缶にシャコを入れて、そこに久我を投入。

ドラム缶を熱することで、熱さから逃げようとしたシャコが久我の身体を食い破り…。

うわー!!!

想像しただけでも、しんどい!

じわじわ殺す系が一番辛いよね。

にゃん
レイラ

俊の目的はただ殺すことじゃなくて、復讐のために苦しめることだからね。

体格差のある久我にも屈することのない俊はすごいですが、復讐にたくさんの人を巻き込んでしまいます。

巻き込むって関係ないのに、危害を加えちゃうってこと?

まあ、これだけ殺人してたら、バレずに京までたどり着くのって、結構難しいかもね。

にゃん
レイラ

そうなの。

罪のない人を巻き込んだ俊は、京たちと同じ側の人間なのか考えさせられます。

おじいちゃんと翔

京以外の全員に復讐を果たし、いよいよ本丸を攻めようという時に、翔が目覚めます。

これまで関係者が消えていった現状を見ていて、京が何の手も打っていないはずがなく…。

おじいちゃんや翔といった、俊が守りたい人にまで、京の攻撃が及びます。

結局、俊は京を取り逃し、おじいちゃんと翔は殺されてしまいました。

辛すぎる…。

おじいちゃんとの絆も好きだったのに。

これで俊は家族を全員失ったことになるね。

にゃん
レイラ

おじいちゃんは殺人のスペシャリストで、息子から疎まれている部分もあったの。

だから俊との絆はかけがえのないものだったし、俊と翔のためなら命も惜しくなかったんだね。

俊は関係ない人も巻き込んじゃってるみたいだし、結構この先の復讐は厳しい?

そもそも翔が死んじゃったらモチベーションも限界きそうだよね。

俊もここまで来たら、真っ当な道に戻るのは難しそう。

にゃん
レイラ

京を取り逃したところや、関係ない人を巻き込んで騒動を大きくしてしまったから、俊は捕まってしまうの。

これまでと違って、やっぱりラスボスの京はかなり手強いみたいです。

ジュージカとしての日々

記憶喪失

懲役刑を受けて、五年後に出所した俊。

なんと俊は名前以外の記憶を全て失っていました。

北見と川奈の二人と手を組み、依頼を受けて復讐を決行する「ジュージカ」として活動しています。

ここから新章って感じだね!

俊がなんで記憶喪失になったのか気になる!

にゃん
レイラ

記憶喪失になった時期や原因はまだわかりません。

家族を失った俊が北見や川奈と楽しそうにしているシーンもあって、少し安心です。

革命倶楽部

ジュージカに来た依頼者から聞いた「革命倶楽部」の存在。

どうやら弱い立場の人を騙し、取り入って金を巻き上げる悪徳業者のようです。

俊はかつての友人との出会いや、殺人の依頼を通じて、記憶を取り戻していきます。

記憶を取り戻しても悲しいことばっかりなのが、辛いけどね…。

俊はもう一度、京に復讐しようと思うのかな?

にゃん
レイラ

記憶と一緒に復讐心も思い出したみたいだから、止めることはできなさそう…。

今度はおじいちゃんと翔はいないけど、北見と川奈という強力な味方がいます!

それに京は革命倶楽部の黒幕だから、この戦いがそのまま復讐に繋がりそうです。

京、頭が良いはずなのに、革命倶楽部とかいうエセ宗教?団体を作るなんて…。

早く捕まってほしい!

にゃん
レイラ

京がなぜ革命倶楽部創設に至ったのかも気になるよね!

最後に至極京というキャラクターについて、考えていきます。

至極京

小学生の時から、残忍ないじめを行い、仲間が犠牲になることも厭わない姿勢は、サイコパスそのものです。

大人になった京は革命倶楽部の黒幕となり、多くの人間を操っています。

天才的な頭脳を持つということ以外は、平凡な家庭に生まれたということしか明かされていない京。

彼の残忍さにも、バックグラウンドがあるのか、気になるところです。

確かに、京の残酷さにはスポットが当たるけど、彼に何があったのかは、わからないよね。

まあ、根っからのサイコパスで、特に理由はないけど俊をいじめて楽しんでますっていうのもありそうだけど。

にゃん
レイラ

今のところは、誰かに危害を加えることそのものが生きがいみたいに見えるキャラクターだよね!

彼がどのようにして残忍な人格形成に至ったのか、革命倶楽部創設までに何があったのか…。

今後の展開を楽しみにしたいと思います!

まとめ

家族を奪われた復讐に燃える俊。

復讐は時を経ても、続いていきます。

サスペンススプラッタが好きな方におすすめの作品です。

レイラ

『十字架のろくにん』、ぜひ読んでみてくださいね!

お得にマンガを読む方法を知りたい方は、こちらの記事をチェックしてくださいね。

-サスペンス
-