降り積もれ孤独な死よについて教えて！
謎が謎を呼ぶミステリー強めのサスペンスだよ！
今日は「降り積もれ孤独な死よ」について、紹介します。
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本記事は、第三者配信の広告を掲載しています。
本記事はネタバレを目的としたものではありませんが、感想を述べる過程で一部、作品の内容に触れている箇所があります。作品の内容を知りたくない方は、ホームへお戻りください。
作品の紹介
『降り積もれ孤独な死よ』は、累計100万部を突破した『親愛なる僕へ殺意をこめて』の原作：井龍一先生、作画：伊藤翔太先生による漫画作品です。
2021年から「マガポケ」で連載しています。
あらすじ
ある日、富字山南警察署に空き巣の通報が入ります。
現場となった屋敷に向かう刑事の冴木仁。
捜査を進めるうちに、その屋敷に秘められていた戦慄の事実が明かされて…。
凄惨な事件を追う冴木を描いた、サスペンス作品です。
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登場人物
冴木仁
富字山南警察署の刑事。
灰川十三
事件の舞台となった屋敷の持ち主。
蓮水花音
灰川十三を父だと語る女性。
瀧本蒼佑
冴木の弟で、灰川の子供の一人。
犬山秀二
過去に起きた蔵土村での大量殺人事件の犯人。
ネタバレ・考察
屋敷に隠された事件
空き巣の通報を受け、現場となった屋敷に向かう冴木。
この屋敷が本作の事件を巻き起こす舞台になります。
屋敷を調べるうちに、13人の子供たちの遺体を冴木が発見しました。
行方をくらませた屋敷の持ち主、灰川十三の存在が重要参考人として浮かびます。
展開が早いね！飽きないで読めそう。
灰川を追う展開かな？
普通のミステリーだったら、犯人候補の灰川を探す展開なんだけど、そうはなりません！
灰川は普通に1巻の最後に出てきます。
全然引っ張らないんだ！
じゃあそこはメインの謎じゃないってことだね。
灰川がキーマンなのは確かだけど、彼が犯人なのかという点は主題じゃないのかも！
それどころか灰川の周囲には事件の印象からはかけ離れた証言が多数出てきます。
灰川十三の子供たち
事件の捜査を進めるにつれて浮かび上がる灰川十三のパーソナリティ。
恵まれない子供を違法な手段で引き取ったりと、明らかに怪しいのですが、灰川の子供達は口を揃えて、犯人ではないと否定します。
自身を灰川の娘だと語る花音も悪人には見えません。
いくら恵まれない立場だからって、子供を無断で保護するのは誘拐では…？
冴木と花音の恋愛要素もあったら楽しい！
灰川は確かに怪しさ満載なんだけど、過去が描かれるパートを見ると、13人もの子供を殺害する人物像とはかけ離れているし、謎は深まる一方です！
メインの二人の徐々に詰まっていく距離も見所の一つになってます。
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血染峰の事件
灰川邸での事件の他に本作で語られるのが血染峰での事件です。
蔵土村の犬山秀二という男による、この事件が灰川とどう繋がっているのか、まだ明らかにされていません。
犬山の顔には無数の瑕が刻まれています。
冴木と花音を狙う男も同じような顔をしているため、この瑕が重要な要素になりそうです。
灰川の顔には瑕はないもんね。
血縁関係ではなさそう？
灰川に実の息子がいた説もあるし、この辺はまだ明かされてないの！
でも実の息子と思われる人とは一緒に暮らしてなかったみたいです。
えええ！散々人の家の子供育ててたのに！？
本当は実子はいなかったとかかな？
それもまだ確定じゃないから、そのうち描かれると期待してます！
瑕面の男の他に重要キーワードとして何度も登場するリッカの悪魔について考えてみます。
リッカの悪魔
作中に何度も登場する六角形、六つの花、リッカの悪魔など、6に関係するキーワード。
これらが事件に何らかの関わりを持っていることは確かなのですが、その理由はまだ描かれていません。
灰川邸自体も確か6の数字が絡んでたような？
冴木の過去も絡んでたら面白いよね！
冴木と花音も色々抱えてそうだもんね。
完全な善人、悪人という括りの人はいなさそうだし、最初の子供達の殺人事件も何か事情があって起きた事件だったのかもしれません。
結末を楽しみに待ちたいと思います。
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